価格体系について:ボリュームディスカウントと価格の算定方法

ボリュームディスカウント(価格例)

複数個の3Dプリント出力をご依頼の場合は、基本価格(段取り工賃、管理費など)を個数で案分するため、1個あたりの金額が下がり、単価がお安くなります。また造形方式によって量産が容易な機種もあるため、ボリュームディスカウントの比率もケースバイケースとなります。複数個の3Dプリント出力をご希望のお客様は、お気軽にお問い合わせください。

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方式 材料 積層ピッチ 個数 価格 単価
画像:ボリュームディスカウント
外径寸法:62.0×134.3×55.8[mm]
MEX/FDM ABS-M30 0.254mm 1個 ¥42,000 ¥42,000
5個 ¥77,000 ¥15,400
10個 ¥122,000 ¥12,200
VPP/SLA SCR®786 0.1mm 1個 ¥59,000 ¥59,000
5個 ¥98,000 ¥19,600
10個 ¥134,000 ¥13,400
PBF/SLS PA12 0.1mm 1個 ¥82,000 ¥82,000
5個 ¥124,000 ¥24,800
10個 ¥163,000 ¥16,300
HP Multi Jet
Fusion テクノロジー
PA12 0.08mm 1個 ¥48,000 ¥48,000
5個 ¥73,000 ¥14,600
10個 ¥118,000 ¥11,800

価格の算定方法

基本価格(段取り工賃や管理費など)に加えて、造形物に利用される材料(モデル材)と、出力時に造形物を支えるサポート材の
容量をベースに価格を算定します。また御見積時に仕上げ加工などのオプションをお申込みの場合は、これらの価格が加算されます。

画像:1個だけの場合

1個だけの場合


画像:複数の場合

複数の場合

※ 画像はサンプルです。

造形物の大きさと材料使用量

造形物の大きさに比例して、モデル材の使用量も増えることから、材料費が高くなります。体積が大きい場合は切削加工などと比較して割高になる場合がありますのでご注意ください。また、厚みのある形状については、強度に影響しない範囲でスパース構造(格子状の中空構造)にしたり、内部材の除去用穴を設けるなど、素材の中抜きをすることで材料費を抑えたり軽量化することが可能です。

画像:FDM方式では内部をスパース構造にできる

FDM方式では内部をスパース構造にできる


画像:除去用穴を設けて、除去後に蓋をする

除去用穴を設けて、除去後に蓋をする

※ 画像はサンプルです。

形状や造形方式によるサポート材の違い

形状や造形方式によるサポート材の違い

お客様の利用目的や形状によって最適な造形方式をご提案いたしますが、その方式や造形方向によってサポート材の有無が異なります。また、形状や造形の向きによって必要なサポート材の量が変わってきます。

  • 画像1:形状や造形方式によるサポート材の違い
  • 画像2:形状や造形方式によるサポート材の違い
  • 画像3:形状や造形方式によるサポート材の違い
  • モデル材
  • サポート材
※ 画像はサンプルです。