Microsoft® Windows® Vista/Server
2008/7/8/8.1/10 日本語版対応
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はじめに |
このファイルは、以下のプリンター・モデルのドライバーに対して適用されます。
■InfoPrint SP 8200(4345-xxx) |
このファイルでは、本プリンター・ドライバーをMicrosoft Windows Vista/Server 2008/7/8/8.1/10日本語版で使用するための補足説明をいたします。 以下のような内容が記述されています。
Windows Vista/Server 2008/7/8/8.1/10では、一部カタカナの表記に半角文字が使用されていますが、以降、本ファイルでは、Windows画面からの半角カタカナの引用表記であっても、その表記には全角文字を使用します。ご了承ください。
Windows Vista/Server 2008の不具合については、「7.13 Windows Vista/Server 2008での制限事項」をお読みください。
0. 商標 |
「Microsoft」 「Windows」 「PowerPoint」は、Microsoft Corporationの商標です。 |
1. パッケージの中身 |
このパッケージには以下のファイルが含まれます。
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2. 本ソフトウェアの用途 |
本プリンター・ドライバーは、InfoPrint SP 8200プリンターを、マイクロソフト社から発売されているWindows Vista/Server 2008/7/8/8.1/10日本語版上から制御するためのソフトウェアです。 本ドライバーをインストールすることによって、Windowsアプリケーションから、接続したプリンターへの印刷が可能となります。 |
3. 動作環境 |
本プリンター・ドライバーは以下のソフトウェア環境での動作が保証されています。 マイクロソフト社販売の Windows
Vista日本語版 |
なお、各OS(Windows Vista/Server 2008/7/Server 2008R2/8/Server 2012/8.1/Server 2012R2/10 日本語版)の64ビット製品には対応しておりません。
4. ご使用の条件 |
本プリンター・ドライバーの逆コンパイル、逆アセンブル等のリバース・エンジニアリングをすることはできません。 |
5. プリンター・ドライバーのインストール方法 |
6. 各種機能 |
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「印刷設定」ダイアログから呼び出す「詳細オプション」ダイアログ内の、「TrueTypeフォント」に「デバイスフォントと代替」を設定すると、TrueTypeフォントを指定して作成した文書を、印刷する時一時的にプリンター・フォントへ置き換えることができます。 なお、クリッピングされたTrueTypeフォント文字または文字列は代替されません。 |
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「印刷設定」ダイアログから呼び出す「詳細オプション」ダイアログ内の、「イメージコントロール」を設定することによって、出力イメージの拡大および縮小をおこなうことができます。サポートされている倍率は以下の通りです。
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本ドライバーでは、以下の拡大・縮小機能つきの用紙サイズをご利用になれます。
これらの用紙サイズを選択した場合、本ドライバーは、アプリケーションに対して、矢印左側の用紙サイズの領域を描画領域として提供して、印刷時に矢印右側の用紙サイズにあわせて拡大・縮小しつつ、出力用紙としてその矢印右側の用紙を選択します。(※ 連続紙の印刷領域は 13.6 x 11 インチになります。) 拡大・縮小機能単体でのご使用と異なり、各用紙サイズ間にあわせた適切な倍率が設定され、かつ出力用紙サイズも自動的に設定されるため、印刷結果が用紙から切れる等の心配なく、期待する用紙サイズに出力できます。 ただし、連続紙の縮小の場合、インパクト・プリンターでは印刷可能な領域でも、本プリンターのようなレーザー・プリンターでは物理的に印刷が不可能な領域があるため、データによっては、印刷結果が折り返されたり、用紙から切れることがあります。 連続紙の端から印字するように帳票を設計されている場合は、"余白無し"を指定して印刷してください。この場合の印刷開始位置は、プリンターの上余白と左余白で指定した位置から印刷されます。 なお、拡大・縮小機能つきの用紙サイズと、単体の拡大・縮小機能「イメージコントロール」を同時に設定した場合、「イメージコントロール」の設定は無視されます。 |
7. 制限と注意事項 |
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アプリケーション上で、プリンター・フォントを指定して印刷した場合、画面上の文字形と、実際に印刷される文字形がことなる場合があります。この場合、画面上と同じ文字形で印刷したい文字をTrueTypeフォントなどに変更してから印刷してください。 |
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クリッピングされたTrueTypeフォント文字または文字列は、代替されない場合があります。これが問題となる場合は、文書上でプリンター・フォントを明示的に指定してください。 |
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TrueTypeフォントに文字色を指定した場合、文字色は無視されます。TrueTypeフォントの文字は、黒色か白色のいずれかで印刷されます。 |
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線、あるいは図形の輪郭描画等にペン・オブジェクトが使用されている場合、指定された色は無視されます。黒色あるいは白色のいずれかで描画されます。 |
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給紙方法として「自動カセット選択」を選択し、用紙サイズとして、はがき、A6、B6、HLT、あるいは不定形サイズを指定した場合、常に前面給紙トレイが選択されますので、ご注意ください。 |
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通常は、印刷時間が短くなるように「イメージデータの圧縮」を「あり」にしておいてください。「なし」は、「あり」で正しく印刷できない場合だけ設定するようにしてください。 |
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拡大・縮小は、出力のイメージに対して適用されます。用紙サイズの自動的な変更はおこなわれませんので、拡大・縮小後のイメージが設定した用紙サイズに収まるようにプリンターの用紙サイズを設定してください。 |
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はがき、A6、B6、HLT、不定形の用紙に対して両面印刷をおこなうことはできません。はがき、A6、B6、HLT、不定形の用紙サイズと、両面印刷機能を使用する設定を同時におこなった場合、これらは通常の片面印刷として処理されます。また、給紙方法として「前面給紙トレイ」を選択した場合、両面印刷機能を使用することはできません。 |
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プリンター・ドライバーの「印刷設定」画面で、「シートごとのページ」や「ページの順序」等が表示されない場合があります。 @ サーバー側でプリンターを共有します。 A クライアント側に、プリンター・ドライバーを手動でローカル環境にインストールします。 B インストールで作成されたプリンター・アイコンを右クリックし、「プロパティ」の選択で表示されるプリンターのプロパティ画面内、「ポート」ページで、「ポートの追加」ボタンをクリックします。プリンター・ポートの追加画面が表示されます。 C プリンター・ポートの追加画面で、「Local Port」を選択し、「新しいポート」ボタンをクリックします。ポート名に入力画面が表示されます。 D ポート名の入力画面で、以下の様に入力し、 E プリンター・ポートの追加画面の「閉じる」ボタンをクリックして閉じます。 F プリンターのプロパティ画面で、作成したポートが選択されていることを確認して「OK」ボタンをクリックします。以上で設定は完了です。 G プリンター・ドライバー上、期待する項目が表示されていることを確認し、テスト印刷をおこなって正しく出力されることを確認します。 |
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複雑なグラフィックスと用紙サイズの組み合わせによっては、プリンターに「メモリーオーバー」のエラーが表示されることがあります。この場合はSDRAMモジュールを増設してください。その他のエラーに関する詳細は「サポートCD」をご参照ください。
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用紙サイズに「連続紙 (余白無し) -> A4」・「連続紙 (余白有り) -> A4」、「連続紙 (余白無し) -> B4」・「連続紙 (余白有り) -> B4」を選択した場合は、イメージデータ等は縦方向もそれぞれ75%、100%になるので、基本制御コマンド(イメージを除く)、及び文字以外のデータの印刷には適しません。
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Windows Vista/Server 2008で「給紙方法」を「自動選択」に指定した場合、Windows 7/8/8.1/10での印刷結果と印刷位置が異なったり、給紙カセットの選択が正しく行なわれないことがあります。 上記の問題を回避するためには、「給紙方法」を「自動選択」以外にし、使用したい給紙方法を選択してください。
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本プリンターでは給紙方法によって使用可能なユーザ定義用紙サイズが異なります。本プリンター・ドライバーで使用する新しい用紙を作成するときは、以下のサイズ内で設定してください。
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この機能を使用するには、オプションの3000枚フィニッシャーが装着され、その上でオプションの拡張HDDが装着されているか、トータルメモリが384Mバイト以上である必要があります。排出トレイに「フィニッシャー・上トレイ」を選択している場合や、はがき、A5、A6、B6、HLT、不定形の用紙に対して、この機能を使用することはできません。また各トレイの用紙セット方向と使用可能な用紙サイズや、「パンチ穴」機能との組み合わせによって、一部使用できない機能があります。
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※ 「斜め」としては機能しませんが、「水平」として機能します。
(例) 左上斜め(1カ所) → 左上(1カ所)
また、「部単位で印刷」機能と「ステープル(ホチキス)」機能を併用するときは注意が必要です。「部単位で印刷」を指定すると、指定した部数分のデータがコンピューター上で複製され、印刷出力全体がひとつの印刷ジョブとしてプリンターに送られるため、複数部数全体がまとめてステープル止めされてしまいます。
部単位にステープルで止めたい場合は、1部ずつ印刷してください。
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この機能を使用するには、オプションの3000枚フィニッシャーが装着されている必要があります。はがき、A6、B6、HLTの用紙に対して、この機能を使用することはできません。また各トレイの用紙セット方向と使用可能な用紙サイズや、「ステープル(ホチキス)」機能との組み合わせによって、一部使用できない機能があります。
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8. 変更履歴 |
以下に本プリンター・ドライバーの変更履歴を記述します。 ■v1.10
■v1.00 ⇒ v1.10
■v1.00
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